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ECBが意図的な物価オーバーシュート図ることない-独連銀総裁

  • ワイトマン氏、政策委メンバーの中でもいち早く新戦略に見解示す
  • ECBはインフレ目標を2%に引き上げ、一時的な上振れの容認示唆

欧州中央銀行(ECB)政策委員会メンバーのワイトマン・ドイツ連邦銀行総裁は、目標を下回り続けたインフレ率の埋め合わせとしてECBが意図的にオーバーシュートを画策することはないと言明した。ECBは8日、インフレ率の上振れ容認を示唆した新戦略を発表していた。

  この新戦略でECBはインフレ目標を2%に引き上げ、金利が現在のように下限付近にある場合には一時的なオーバーシュートも起こり得ると認めた。

  政策委員会メンバーの中で新戦略への反応を示した最初の1人となったワイトマン氏は、「われわれは目標を上回るインフレも、下回るインフレも求めない。自分にとってそれは重要だ」と述べた。

  中期で2%という新たなインフレ目標は「明快で理解しやすい」と評価。「いずれの方向にも目標から一時的に離れることは起こり得る」が、「過去の目標未達に左右されるような金融政策は行わない」と語った。

  政策策定に気候変動の基準を含めるとしたECBの決定についても、歓迎する意向を示した。

原題:
Weidmann Says ECB Won’t Deliberately Seek Inflation Overshoots(抜粋)

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