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香港H株、弱気相場入り近づく-テクノロジー大手売られる

  • H株は3.2%安-2月の高値からの下落率が20%に近づく
  • アリババ、美団、テンセント安い-ハンセン指数は年初来の上げ失う

香港上場の中国本土銘柄から成るハンセン中国企業株(H株)指数が8日、弱気相場入りに近づいた。中国当局による最近の締め付けを嫌気し、投資家が同国のテクノロジー大手銘柄を手放した。

  H株指数は3.2%安で取引を終了。2月の高値からの下落率が20%に近づいた。アリババグループや美団、テンセント・ホールディングス(騰訊)の売りが目立った。ハンセン指数は2.9%安と、年初来の上げを全て失った。

  中国のネット規制当局がアプリストア運営各社に対し、配車サービスを手掛ける滴滴出行を提供アプリのリストから除外するよう先週命じたことのほか、預金準備率引き下げの可能性が示唆されたことも中国経済が想定より弱いとの連想につながり、弱気センチメントを強める方向に働いた。

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  投資家は今、さらなる締め付けがあるのではないかと懸念している。中国の大手テクノロジー企業が海外上場で利用してきた抜け穴をふさぐためのルール変更を規制当局が計画していると、事情に詳しい複数の関係者は明らかにしている。

  ユニオン・バンケール・プリベの株式調査アナリスト、キャサリン・チャン氏は「インターネットプラットフォームを対象にした独占禁止など、実施中の調査を一段と強めるケースがあり得るのではないか」と指摘し、新たな分野に対する調査も考えられると述べた。

原題:
Tech Stocks Drag Key China Index in Hong Kong Toward Bear Market(抜粋)

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