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中国の零氪科技が米IPOを停止、政府の監視強化で-関係者

  • 零氪科技はIPOの条件を8日に決定する予定だった
  • 米IPO延期は市場のボラティリティーが大きいことも一因

中国でメディカルデータ事業を展開している零氪科技は、米国での新規株式公開(IPO)計画を停止した。事情に詳しい関係者が明らかにした。中国政府は自国企業の国外上場に対する監視を強めている。

  米IPO延期は市場のボラティリティーが大きいことも一因で、環境が改善されれば実施に向けた再検討もあり得る。非公開情報だとして関係者の1人が匿名を条件に語った。  

  北京に本社を置く零氪科技はIPOの条件を8日に決定する予定だった。その規模は最大2億1100万ドル(約233億円)が見込まれ、アレンジャーとしてモルガン・スタンレーとバンク・オブ・アメリカ、中国国際金融(CICC)が起用されていた。

  ブルームバーグは今週、中国の大手テクノロジー企業が海外上場で利用してきた抜け穴をふさぐためのルール変更を規制当局が計画していると報道。事情に詳しい関係者の話として、本土外で法人登記されている場合でも、中国当局からIPOの認可取得を義務付けると伝えた。

中国、国外上場の抜け穴ふさぐルール変更を計画-関係者

  ロイター通信が8日、零氪科技の米IPO停止を先に報じた。同社の担当者はコメントを控えた。届け出によれば、2014年創業の零氪科技にはアリババ・ヘルス・インフォメーション・テクノロジーなどが出資している。

原題:Chinese Firm LinkDoc Said to Halt U.S. IPO After Crackdown (1)(抜粋)

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