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ゴールドマンのコーエン氏、適正価値S&P500に警戒-許容誤差なし

  • 7日の日中に4350前後で推移したS&P500は「際どい状況にある」
  • 投資家は次の行動を「極めて注意深く」検討する必要
Abby Joseph Cohen
Abby Joseph Cohen Photographer: Cindy Ord/Getty Images

ゴールドマン・サックス・グループのシニア投資ストラテジスト、アビー・ジョゼフ・コーエン氏は、インフレ率が上昇しS&P500種株価指数がフェアバリュー(適正価値)に近づく中で、株式投資に意欲がある者は行動すべきか慎重に見極めるべきだと述べた。

  コーエン氏は7日にブルームバーグテレビジョンとのインタビューで、「フェアバリューにあるということは、誤差が許される範囲がないということだ」と述べ、「金利であれ石油輸出国機構(OPEC)であれ期待外れなことが起きれば、市場自体のボラティリティーが大幅に上昇し始める」と語った。

  S&P500種のフェアバリューを4300とする同僚の予想を引き合いに出したコーエン氏は、7日の日中に4350前後で推移した同指数について、「際どい状況にあるようなものだ」と指摘。低い名目利回りとマイナスの実質利回りという異例の状況に対し、投資家は次の行動を「極めて注意深く」検討する必要があると述べた。

ゴールドマンのシニア投資ストラテジスト、アビー・ジョゼフ・コーエン氏

出典:ブルームバーグ

  米株式市場で「恐怖指数」として知られるシカゴ・オプション取引所(CBOE)のボラティリティー指数(VIX)は、売買高が鈍化する中で投資家の間に懸念が着実に高まっていることを示唆。2020年2月以来の低水準に低下していたVIXは今週、反転している。

原題:
Abby Joseph Cohen Says Fair-Value S&P Has ‘No Margin for Error’(抜粋)

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