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KKR、商業不動産向けローンの提供が過去最高-市場が活況取り戻す

  • 不動産ファイナンス部門、年初からのローン提供総額は80億ドル
  • 建設の回復や低金利の有利な借り換えなどで新規ローン需要が拡大

米投資会社KKRが提供した商業不動産ローンは今年に入り80億ドル(約8860億円)と、これまでの年間最高額の約2倍となっている。新型コロナウイルスのパンデミック(世界的大流行)から経済が再開するのに伴いファイナンス需要が拡大している。

  KKRの不動産信用責任者、マット・サーレム氏はインタビューで、「市場は盛り返している」と述べた。

  建設が上向き、債務が返済期限を迎え、低金利が有利な条件での借り換えを促す中で、新規のローン需要が回復している。米抵当銀行協会 (MBA) によれば、今年3月末時点で米商業物件および集合住宅の債務は総額3兆9300億ドルと、1-3月に1.1%増加した。

  サーレム氏によれば、同社が手続きを完了した商業用不動産ローンは40億ドル、さらに6月30日までに年内分として成約したローンは40億ドルに上った。これまでは2019年の31億ドルが最高だった。昨年は不動産市場が凍結し、融資は14億ドルに減少していた。

原題:KKR Breaks Its Loan Record With Property Market ‘Roaring Back’(抜粋)

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