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英金融業界のボーナス、ダイバーシティーの目標と連動も-当局が提案

  • 取締役会、多様性高めるためメンバー構成でさらなる課題も
  • 多様性の欠如、企業の安全性や健全性を損ねるリスクに

英金融業界幹部のボーナスは社内のダイバーシティー(多様性)の目標と連動し、取締役会は構成メンバーについて追加目標が課されるよう英金融監督当局が提案した。

  英金融行動監視機構(FCA)とイングランド銀行(英中銀)の健全性監督機構(PRA)が7日発表した報告書によれば、上級管理職は社内のインクルージョン(包摂)について直接的な責任を負うことが求められる可能性がある。

  PRAの最高責任者を務めるサム・ウッズ氏は「金融サービスセクターの一部においては、この10年間でダイバーシティーやインクルージョンがある程度進展したものの、こうした議論はまだ始まったばかりで、進展を加速させるためにまだやるべきことがある」と指摘。「考え方における多様性の欠如は、既定の価値観や働き方に対する挑戦を失うことにつながり得る。それは企業の安全性や健全性を損ねるリスクとなる」と指摘した。

  今回の政策提案に関する意見は9月30日まで受け付けている。英金融監督当局は幅広い人材の登用や活用を奨励しており、今回はそれを目指す最新の取り組みだ。

  大手企業はすでに上級職での女性登用を推進する目標には賛同しているが、今回の提案はより少数のグループや中小企業、より若手のポジションを対象にしている。

原題:British Bankers Could Have Bonuses Linked to Diversity Goals(抜粋)

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