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米テーパリング開始のヒント探る材料に-7日公表のFOMC議事要旨

  • 6月のFOMC、利上げ見通しとテーパリング議論開始で二重の衝撃
  • 物価上昇を受け一過性とみるか持続的と捉えるか当局者間で議論白熱

米連邦準備制度理事会(FRB)は7日、先月15、16両日に開催された連邦公開市場委員会(FOMC)の議事要旨を公表する。

  前回のFOMC後に発表された四半期経済予測とパウエルFRB議長の記者会見では、金融当局のタカ派姿勢傾斜が示され投資家にサプライズをもたらした。

  米東部時間7日午後2時(日本時間8日午前3時)に予定されている議事要旨の公表を受け、当局がいつ資産購入のテーパリング(段階的縮小)に着手することになりそうか、手掛かりを探る動きが見込まれる。

White House Rebuff On Gas Tax Casts Doubt On Infrastructure Deal

ワシントンのFRB本部

  前回FOMC会合の際には、金利予測分布図(ドット・プロット)で2023年末までに2回の利上げ見通しが示された上、パウエル議長が会見でテーパリングの議論開始を明言したことで、金融市場には二重の衝撃が広がった。

  シティグループ・グローバル・マーケッツの米国担当チーフエコノミスト、アンドルー・ホレンホースト氏は「資産購入のテーパリングに関してどんな手掛かりであっても得られるならば注視する。タイミングないし構成についてのいかなるヒントであってもだが、あまり多くの詳細は期待薄だ」と語った。  

  テーパリングがいつ始まる可能性があり、そのペースはどうなりそうかといった詳細を巡り、アナリストは議事要旨を綿密にチェックすることになるが、こうしたレベルの議論は今月27、28両日のFOMCを含め、今後の会合で交わされる公算の方が大きいと考えられる。

  米経済活動再開のペース加速とサプライチェーンの制約を背景とする最近の物価上昇について、金融当局者の大部分は一過性のものである可能性が高いとする一方、一部の当局者は懸念を表明している。

  最新の議事要旨では、インフレ高進が持続的なものとなる可能性を想定する当局者の数が増えているかどうか、手掛かりが示されるかもしれない。

U.S. inflation has picked up but employment remains below pre-pandemic levels

原題:Fed Minutes of June FOMC Under Scrutiny for Taper-Timing Hints(抜粋)

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