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ドイツZEW期待指数、7月に後退-供給問題やコロナ変異株懸念

  • 期待指数は63.3に低下、前月79.8-現状指数は2年ぶりプラス圏復帰
  • 製造業受注指数は5月に予想外の落ち込み-自動車の輸出受注が低迷

ドイツの景気回復に対する機関投資家の信頼感は7月に後退した。製造業を圧迫するサプライチェーン問題に加えて、新型コロナウイルス変異株の感染拡大がサービス業の回復を脅かしていることが背景にある。

  ドイツの欧州経済研究センター(ZEW)の6日発表によれば、今後6カ月間の景気見通しを示す期待指数は63.3と、前月の79.8から低下し、1月以来の低い水準となった。ブルームバーグが調査した全てのエコノミスト予想を下回った。一方、現状指数は2年ぶりにプラス圏に復帰した。ZEWの調査に対して、現況を良好だと受け止めている回答が悪いとの回答よりも多かったことを示している。

Confidence in German outlook eases as current conditions improve

  ZEWのバンバッハ所長は声明で、「ドイツは明らかに新型コロナに伴う落ち込みを乗り越えた」と述べ、期待指数については「再び大きく落ち込んだが、それでもまだ非常に高い水準にある」と指摘した。

  新型コロナ対策に伴うロックダウン(都市封鎖)措置が終わり、世界の経済活動が急に活発化した結果、サプライチェーンはかつてないほど逼迫(ひっぱく)。ドイツ企業も供給問題に苦戦している。

  ドイツ連邦統計局がこの日発表した5月の製造業受注指数は前月比3.7%低下した。市場予想では上昇が見込まれていた。自動車の輸出受注が低迷した。

原題:Confidence in Germany’s Recovery Slips Amid New Virus Hurdles(抜粋)

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