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ブラジル最高裁、大統領の捜査許可-ワクチン疑惑への対応で過失か

ブラジル連邦最高裁のウェベル判事は、インド製新型コロナウイルスワクチン購入に関連する不正疑惑への対応を巡り、過失の疑いでボルソナロ大統領の捜査を開始することを許可した。

  連邦検察庁が大統領の捜査を要請した翌日の3日、捜査許可が最高裁のウェブサイトに掲載された。ウェベル判事は、大統領の正式な行動が遅れた疑いがあることから、憲法が認める大統領の免責は一時的に制限されると説明した。

  インドのバーラト・バイオテク・インターナショナル製コロナワクチン「コバクシン」の購入を巡る問題は、ボルソナロ政権を支持する下院議員の議会証言でスキャンダルへと発展した。同議員は先月25日の議会委員会で、保健省が署名したコバクシン2000万回分を16億レアル(約350億円)で入手する契約に不正があったと大統領との会合で個人的に警告していたと証言した。

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ボルソナロ大統領

  連邦検察庁が2日に大統領の捜査を認めるよう要請したことについて、大統領府はコメントを控えた。ボルソナロ氏はスキャンダル発覚以降、政府内で起きていること全てを監視することはできないが、各閣僚を信頼していると発言したほか、ワクチン購入を巡り不当に汚職の疑いをかけられたとも述べていた。

  ブラジルのコロナによる死者数は50万人を超えており、米国に次いで世界2番目に多い。

原題:Brazil Top Court Authorizes Bolsonaro Probe Related to Vaccines(抜粋)

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