コンテンツにスキップする

日本株は反落、米雇用統計受け金利低下と円安一服で-金融や輸出安い

更新日時

東京株式相場は反落。前週末の米国市場で雇用統計の結果を受けて長期金利が低下し、銀行や保険などの金融が下落。外国為替市場では円安進行に一服感が出て、化学や鉄鋼などの素材や自動車を中心に幅広い業種が売られた。個別では、ソフトバンクグループ株の下げが目立った。出資先の滴滴出行が中国当局から命令を受けた影響が出た。

  • TOPIXの終値は前営業日比7.32ポイント(0.4%)安の1948.99
  • 日経平均株価は185円09銭(0.6%)安の2万8598円19銭
  • 東証1部売買代金は概算で1兆7144億円-昨年12月25日以来の低水準
TOPIXの推移

市場関係者の見方

アセットマネジメントOneの淺岡均シニアストラテジスト

  • 米雇用統計の結果は、テーパリング(量的緩和の縮小)や利上げを早めるほどの内容ではなく、米長期金利の低下で為替はドルが弱含んだ
  • 日本株は円安の効果がなくなり、利益確定で売られている印象だが、まん延防止等重点措置の延長見通しやワクチン供給が本格的に遅れてきたこともくすぶっている
  • 都議選が衆院選の予備選的な位置づけとしてとらえた場合には自・公で過半が取れなかった点で嫌な結果だが、議席自体は積み増しており細かく見れば大敗しているわけではい

松井証券の窪田朋一郎シニアマーケットアナリスト

  • 新型コロナウイルスの感染状況も懸念材料で、都議選でも与党側が厳しい状況で次の選挙を見据えた経済対策がないと日本株は買いづらい
  • 短期的にはソフトバンクグループ株がどれくらい下げるかわからないので、他の銘柄も引きずられて日本株が弱気になった可能性がある
  • 今週はETF分配金の換金売りもあり日本株は弱めな印象

東証33業種

下落率上位鉄鋼、情報・通信、パルプ・紙、鉱業、ゴム製品、証券・商品先物
上昇率上位空運、海運、陸運、サービス、不動産、非鉄金属、倉庫・運輸

背景

    最新の情報は、ブルームバーグ端末にて提供中 LEARN MORE