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【欧州市況】株小幅高、米雇用増もデルタ変異株警戒-イタリア債上昇

2日の欧州株は小幅上昇。この日発表された米雇用統計は非農業部門雇用者数が市場予想を上回る増加となったが、投資家は新型コロナウイルスのデルタ変異株が及ぼす影響を懸念している。

  ストックス欧州600指数は0.3%高。旅行・娯楽や不動産、鉱業が上げを主導した。一方、銀行株は売られた。

  今年上期の欧州株は好調に推移した。下期に入り、投資家は景気回復に期待し、決算シーズンの始まりを待っている。今回も順調な業績発表が見込まれている。

European stocks advance Friday

  欧州債市場ではドイツ債とイタリア債の利回り曲線がブルフラット化した。米雇用統計はあまり材料視されていない。ドイツ10年債のスワップスプレッドは2月以来で最長となる5日連続の拡大となった。

  イタリア10年債利回りは週間ベースで昨年7月以来の大幅な低下となった。ドイツ10年債利回りは週間ベースで年初来最大の落ち込み。

  英国債は上げ幅を縮小。同国では来週、10年債や40年債など複数の国債入札を控えている。

主要国債の利回り 
ドイツ10年債利回りは3bp低下してマイナス0.23%
イタリア10年債利回りは2bp低下して0.78%
フランス10年債利回りは3bp低下して0.10%
英10年債利回りは2bp低下して0.71%

ベーシスポイント(bp、1bp=0.01%)

原題:Italy Yields See Biggest Weekly Drop in Year; End-of-Day Curves、European Shares Edge Up as Delta Virus Tempers U.S. Jobs Beat(抜粋)

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