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新興ヘッジファンドが取引初日に新顧客「お断り」-有力運用者の強み

  • 元シタデル運用者2人のフィフスデルタ、12.5億ドルを集める
  • 資金集めの成功はトレンドに逆行、ベテラン運用者のファンドに需要

ロンドンのヘッジファンド、フィフスデルタはトレーディング初日に新規投資の受け入れを停止した。同ファンドは、資産家ケン・グリフィン氏のヘッジファンド会社シタデルで運用していたナイル・オキーフ、ティオ・シャルバギ両氏が創設。既に運用資産12億5000万ドル(約1400億円)を集め、欧州で今年新設されたファンドとしては最大規模になる。

  シティグループ出身のキャロライン・ブラッドリー最高経営責任者(CEO)によると、株式ロングショート戦略のフィフスデルタは1日に取引を開始したばかりだが、資金規模をコントロールするため今後1年は新規投資家を受け入れない。新興のヘッジファンドとしては珍しい動きだ。

  ロングショート戦略のファンドからは資金流出が加速しているが、資金集めに成功したフィフスデルタは経験豊富な運用者のファンドにまだ需要があることを示した。データ会社イーベストメントによれば、ロングショートファンドからは今年1-5月に94億ドルが流出している。

  ブラッドリーCEOは「ファンダメンタルなロングショート投資が次に迎える進化」に関するフィフスデルタのビジョンに、投資家は賛同していると述べた。資金を出した投資家の名前は明らかにしなかった。

原題:
Hedge Fund Says No New Clients After Launching With $1.3 Billion(抜粋)

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