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OPECプラス閣僚監視委、年内の漸進的な減産縮小を勧告-関係者

  • 8月から12月まで毎月、日量40万バレルずつの減産緩和を勧告
  • 原油価格は上昇、供給はタイトな状態続くと市場は判断

石油輸出国機構(OPEC)と非加盟の主要産油国で構成する「OPECプラス」の共同閣僚監視委員会(JMMC)は、原油生産を年末まで現行水準から緩やかに引き上げることを勧告した。原油価格は2年ぶりの高値で取引されているが、OPECプラスは供給面の制御を維持する合意に向かっている。

  非公開の情報だとして匿名を条件に語ったOPECプラスの代表の1人によると、ロシアやサウジアラビアを含むJMMCは8月から12月まで毎月、日量40万バレルずつの減産緩和を勧告した。

  さらにOPECプラスの協調減産の有効期限を2022年12月まで延ばすことも提案。昨年、新型コロナウイルス流行の第1波のさなかに結ばれたこの減産合意は22年4月が期限となっており、期限が延長されなければ、まだ必要ではないかもしれない時期に日量数百万バレルの供給が市場に戻る可能性がある。

  OPECプラスの漸進的な減産縮小でも供給はタイトな状態が続くとの見方から、原油価格は上昇。ニューヨーク市場では1バレル=75ドル近辺で推移している。

Oil has risen above $75 a barrel in London, stoking inflation fears
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原題:
OPEC+ Panel Recommends Gradual Oil-Output Hikes for Rest of Year(抜粋)

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