コンテンツにスキップする

米失業保険申請件数、予想以上に減少-コロナ禍以降の最少更新

更新日時

先週の米新規失業保険申請件数は市場の予想以上に減少し、新型コロナウイルス感染がパンデミック(世界的大流行)となって以降の最少を更新した。経済活動再開や労働需要の増加に伴い、解雇が減りつつあることが示唆された。

キーポイント
  • 新規失業保険申請件数(6月26日終了週)は通常の州プログラム下で、前週比5万1000件減の36万4000件
    • ブルームバーグ調査のエコノミスト予想中央値は38万8000件
    • 前週は41万5000件(速報値41万1000件)に修正

  失業保険の継続受給者数(6月19日終了週)は347万人に増加した。

Initial unemployment claims fell to a pandemic low last week

  失業保険申請件数の減少は、事業環境の改善や、需要に対応するため増員に努める企業の取り組みと整合的だ。ただし、同申請件数はコロナ禍前の水準を上回ったままで、条件を満たした人材の確保が難しいと話す雇用主も多く、それが回復ペースを抑制しているとみられる。

  州別では、ペンシルベニアやケンタッキー、カリフォルニアなどで申請件数は大きく減少。一方、マサチューセッツやインディアナでは増加した。

  失業保険の上乗せ給付を9月の失効前に段階的に終える計画をこれまでに発表した26州のうち、6月26日時点で19州が既に終了した。連邦政府のパンデミック失業支援(PUA)プログラムを既に打ち切ったインディアナやミシシッピ、ウエストバージニアなどでは、同プログラムの新規申請件数が先週はゼロとなった。

  統計の詳細は表をご覧ください。

原題:U.S. State Jobless Claims Post Larger-Than-Expected Decline(抜粋)

(統計の詳細を追加し、更新します)
    最新の情報は、ブルームバーグ端末にて提供中 LEARN MORE