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韓国SK、日本の素材開発ベンチャーTBMに出資-脱プラ推進も

更新日時
  • SKは135億円投じてTBMの株式約10%を取得
  • TBMは紙やプラスチックの代替素材「ライメックス」を開発、製造

韓国財閥のSKグループは、日本の素材開発ベンチャーTBM(東京・中央区)に出資した。脱プラスチックの動きが加速する中、生分解性の新素材の共同開発などを進める。

  韓国第3位の財閥で石油精製や通信、半導体を事業の軸とするSKグループの持ち株会社と傘下の企業が設立した投資法人が計135億円を投じてTBMの株式約10%を取得し、資本業務提携関係を構築することで合意したと同社が電子メールで明らかにした。

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TBMのLIMEXバッグ

Source: TBM Co.

  プラスチックごみによる海洋汚染など環境問題が深刻化する中、両社は資本業務提携を結び、SKグループの化学メーカーSKCとTBMがプラ製品の代替材料となる生分解性の新素材を開発・事業化を行う合弁会社も立ち上げる。

  TBMは増資で得た資金を合弁設立に伴う費用に加え、研究開発やグローバル事業展開、人材採用など、今後の成長するための資金に充当する。SKグループは1日発表した声明でTBMへの出資を確認。

  TBMは、世界的に埋蔵量の多い石灰石を主原料とし、紙やプラスチックの代替となる新素材「LIMEX(ライメックス)」を開発・製造する。名刺や飲食店のメニュー表に使われている他、近年では家電量販店やソフトバンクの携帯電話取扱店などで配布する買い物袋として採用が広がっている。

  SKグループの持ち株会社、SKホールディングスの株価は2日の取引で、一時前日比1.1%高の27万9500ウォンまで上昇した。

(更新前の記事は会社側の申し出により2段落目の内容を訂正済です)

(SKホールディングスの株価情報を追加して更新します)
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