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マイクロン、市場予想並み6-8月売上高見込む-TIに工場売却

更新日時
  • 6-8月の売上高は約82億ドルの見通し-予想平均78億5000万ドル
  • メモリー工場売却の内訳は現金9億ドル、資産約6億ドル

米半導体メモリー最大手マイクロン・テクノロジーは、6-8月(第4四半期)にアナリスト予想並みの売上高を達成できる見込みだ。コンピューターや電話のデータ保存向け半導体の堅調な需要を示唆している。

  6月30日の発表文によると、6-8月の売上高は約82億ドル(約9100億円)の見通し。ブルームバーグ集計データによると、アナリスト予想平均は78億5000万ドルだった。一部項目を除いた1株利益は約2.30ドルを見込む。アナリスト予想は2.17ドル。

  マイクロンはユタ州リーハイのメモリー工場をテキサス・インスツルメンツ(TI)に売却することも明らかにした。インテルとの合弁事業を展開していた同工場の売却方針は発表済みだった。マイクロンによると、売却額の内訳はTIから受け取る現金が9億ドル、装置を含む資産の評価額が約6億ドル。

マイクロン、インテルと共同開発のメモリー技術を断念-ユタ工場売却

  サンジェイ・メロートラ最高経営責任者(CEO)は決算発表後のアナリストとの電話会議で、需要は同社の市場全体で力強かったと指摘。マレーシアでのロックダウン(都市封鎖)に伴う供給混乱に加え、自動車やコンピューター、工業分野の顧客が他の半導体を十分に確保できず、最終製品を思い通りに生産できなかった状況がメモリーの受注に響いたと指摘した。

  また同CEOは2つの主力製品について、需要に沿って価格は上昇傾向にあるが、将来的な供給混乱のリスク緩和やより高額な製品への製造シフトを巡る対応で、一部のコストも上昇しつつあると説明した。コンピューター用メモリーやストレージ向け半導体の供給は2022年にかけて「引き締まった」状態にとどまるとも述べた。

  発表を受け、マイクロンの株価は時間外取引で一時約1.7%下落した。通常取引は2.5%高の84.98ドルで終了し、年初来では13%上げていた。

  3-5月(第3四半期)決算では売上高が前年同期比36%増の74億ドル、純利益は17億4000万ドル(1株当たり1.52ドル)だった。

Micron's Trying to Escape Roller Coaster Earnings

原題:Micron Sales Forecast Meets Estimates; TI to Buy Utah Plant (1)(抜粋)

(4段落目以降にCEOの発言を追加して更新します)
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