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バイデン氏、インフラ計画と歳出法案の双方で与党結集図る方針に転換

  • 大統領顧問が民主党進歩派議連と会談-他のグループとも接触へ
  • 進歩派と穏健派の双方が納得する歳出案の規模で合意できるかが鍵に

バイデン米大統領のチームは超党派上院議員グループと先に暫定合意したインフラ投資計画の破綻回避を優先する方針から、インフラ計画とこれに続く税制改革・社会保障関連歳出法案との双方の支持で下院民主党の結集を図る方針に転換しつつある。

  リチェッティ大統領顧問は29日、民主党の進歩的な議員連盟「コングレッショナル・プログレッシブ・コーカス(CPC)」メンバーと会談。今後、他のグループとも接触して5790億ドル(約64兆円)規模の超党派インフラ案と、より大規模な税・歳出法案のほぼ同時期の通過を目指す大統領の戦略への理解を求める予定だ。

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民主党のジャヤパル下院議員

  ただ進歩派は気候変動対策案が盛り込まれていない超党派インフラ計画に納得しておらず、税・歳出法案についても規模や内容面で見解を異にしている。

  CPCを率いるジャヤパル下院議員はリチェッティ大統領顧問との会談後、「われわれ全員が話し合い、これをどのように推し進めるか考え出さねばならない」と発言。「われわれにとって重要な事は極めて明確に示してきた。最終的には全て交渉で決まる」と語った。

  バイデン大統領のチームの戦略にとっては、上下両院の民主党穏健派を離反させずに、同党進歩派の支持を確保するような税・歳出法案の規模で合意することが鍵となる。下院は7月に予算パッケージの一環として税・歳出案の概案を採決する計画だ。

原題:Biden Team Pivots to Brokering Democratic Budget Bill Deal (2)(抜粋)

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