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米消費者信頼感指数、大きく上昇-景気見通しへの楽観強まる

更新日時

民間調査機関のコンファレンスボードが発表した6月の米消費者信頼感指数は、予想よりも大幅に上昇し、新型コロナウイルスがパンデミック(世界的大流行)となってからの最高を記録した。景気や雇用に対する楽観が強まった。

キーポイント
  • 消費者信頼感指数は127.3に上昇
    • ブルームバーグ調査のエコノミスト予想(中央値119)を全て上回る
    • 前月は120(速報値117.2)に上方修正
  • 今後1年のインフレ期待が上昇
  • 仕事が豊富にあるとの回答比率は2000年以来の高さ
Consumer confidence hit a pandemic high as economic outlook improved

消費者信頼感指数と雇用が豊富にあるとの回答比率の推移

出所:コンファレンスボード

  コロナワクチン接種の進展により、カリフォルニアやニューヨークといった大きな州も含めて経済再開が本格化しており、経済や労働市場の動向に対する楽観が広がっている。6月の数値は、信頼感の改善で休暇を計画する動きが活発になったことを示した。米経済をけん引するサービス業に消費支出がシフトする傾向と整合する。

  コンファレンスボードの景気指数担当シニアディレクター、リン・フランコ氏は、「短期のインフレ期待は上昇したが、消費者信頼感や購入計画にほとんど影響していない」と発表文で指摘。「実際には住宅や自動車、大型家電のいずれについても、買う予定があるとの回答比率が上昇した。個人消費が短期的に経済成長を支え続ける兆候だ」と分析した。

  6月の細目では現況指数が157.7に上昇し、パンデミック入り後の最高を記録。期待指数は107に上昇した。

  住宅購入を予定するとの回答比率は前月から上昇したが、年初との比較では低下した。住宅価格の高騰を反映している可能性がある。

  仕事が豊富にあるとの回答比率は54.4%と、21年ぶり高水準。同比率から仕事探しが困難との回答比率を差し引いて算出する指標も改善、2000年以来の大幅な差となった。

  • 統計表

原題:U.S. Consumer Confidence Soars on Upbeat Views About Economy(抜粋)

(統計の詳細とチャート画像を追加します)
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