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米国株に増税と成長ピークのリスク、日本株は有望-ブラックロック

  • 欧州と日本の株式は経済再開相場の恩恵を受けることができる
  • 増税と規制強化は米国株の強いパフォーマンスへの逆風になり得る

ブラックロック・インベストメント・インスティテュートのストラテジストらは、少なくとも短期的には米国株に対する強気を後退させている。

  増税と規制強化のリスクに加え、他の先進国・地域でより急速な成長が実現する可能性が米国株の魅力を低下させたと、ウェイ・リ氏らストラテジストがリポートで指摘した。

  ストラテジストらは「力強い経済再開が世界に広がるのに伴い、戦術的な期間において米国以外の先進国・地域の株式の方が経済再開の恩恵を捉えやすい位置にある」との見方を示し、「増税と規制強化の可能性は米国株の強いパフォーマンスへの逆風になり得る」と分析した。

  米S&P500種株価指数は2020年3月の安値から90%余り上昇し、過去最高水準にある。投資家は上昇継続に不安を抱き、それほど上昇していない他の市場を模索している。ストラテジストらによると、欧州と日本の株式は現在の経済再開相場の恩恵を受けることができ、米国と比較して増税と規制強化のリスクも低い。

  バイデン政権が28%の法人税と21%のグローバルミニマム税を導入すれば、S&P500種構成企業の1株当たり利益は来年7%減少するとストラテジストらは試算した。

  ただ、6カ月-12カ月先についてブラックロックは米国株と英国株をオーバーウエートとし、ユーロ圏諸国の株式をニュートラル、日本株をアンダーウエートにしている。

With U.S. stocks at record highs, investors turn to laggard markets

原題:
BlackRock Warns U.S. Stocks at Risk From Higher Tax, Peak Growth(抜粋)

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