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ソフトバンクG、ロボット「ペッパー」の生産一時停止-仏で人員削減

  • 2020年8月以降に生産停止、需要次第で再開も-広報担当者
  • 仏現地法人の人員削減は現在交渉中、社員330人-広報担当者
Pepper

Pepper

Photographer: Kiyoshi Ota/Bloomberg

ソフトバンクグループは、2015年に販売を開始した人工知能(AI)搭載の人型ロボット「Pepper(ペッパー)」の生産を一時停止した。

  ソフトバンクロボティクスグループの広報担当者が29日、ブルームバーグの取材に対し、在庫が十分にあることからペッパーの生産を2020年8月以降に停止したことを明らかにした。状況によっては生産を再開するという。

  また、同担当者によると、330人の社員を抱えるフランス現地法人の人員削減を検討しており、現在交渉中だとしている。

Images of Travelers And SoftBank's Robot At Hong Kong International Airport

ペッパー

Photographer: Anthony Kwan/Bloomberg

  世界初の自分の感情を持ったロボットとして知られるペッパーの本体価格は19万8000円(税別)。日本や海外で販売され、企業の店舗や受け付けでの接客のほか、学校では探求型学習用として利用されてきた。ペッパーは台湾の鴻海精密工業が委託生産している。

  ソフトバンクGはこれまで、ペッパーのほか、掃除や配膳ロボットの開発や販売も行うなどロボット事業に注力してきた。

  ロボット事業を統括するソフトバンクロボティクスグループの坂田大常務は4月に行われたブルームバーグとのインタビューで、配膳を含むサービス・ロボットの潜在的な国内の市場規模を数千億円と試算した。配膳ロボット「Servi(サービィ)」は、全国でチェーン展開する焼肉きんぐやデニーズ、大戸屋など100を超すレストラン・ブランドに納入している。

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