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NZ中銀は今後数カ月で国債買い入れ終了か、利上げに備え-BNZ

  • 金融市場が織り込む11月利上げの確率は50%強だとストラテジスト
  • 利上げ開始前に保有債券を増やさないよう購入打ち切る可能性

ニュージーランド(NZ)準備銀行(中央銀行)は利上げに備え、量的緩和(QE)の国債買い入れを向こう数カ月で終了する可能性がある。バンク・オブ・ニュージーランド(BNZ)が予想した。

  BNZのストラテジスト、ニック・スミス氏は28日の顧客向けリポートで、NZ中銀が政策金利であるオフィシャル・キャッシュレート(OCR)を11月に引き上げる可能性について、金融市場は50%強の確率を織り込んでいると指摘。さらに国債発行額が3億NZドル(約235億円)から5億NZドルに名目上引き上げられたにもかかわらず、中銀が今週の購入ペースを2億NZドル(約156億円)に維持したことは、市場にとってさらなる供給を吸収し始める必要性が生じることを意味すると分析した。

  「市場の反応は、中銀が完全に購入を停止した際に市場がどう適応するかに関する幾分の手掛かりになるかもしれない」とスミス氏は指摘。11月の利上げ確率が50%強という「市場の織り込みを額面通り受け止めれば、NZ中銀が向こう数カ月で債券購入を打ち切る可能性を意味する。利上げ開始前に保有債券を増やしたくないからだ」と説明した。

  NZ中銀は先月、来年下期に利上げ開始の可能性があると予測したが、その後の力強い経済指標とインフレ圧力上昇の兆しを受け、投資家は金融引き締め時期の予想を前倒ししている。

NZ中銀、来年下期の利上げの可能性を示唆-成長見通し上方修正

  スワップ市場のデータによると、来年2月に0.25ポイントの利上げが行われる可能性はほぼ完全に織り込まれているが、今年11月の利上げの確率は56%とみられている。

原題:
RBNZ May Cease QE Bond Purchases in Coming Months, BNZ Says(抜粋)

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