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ビットコインに目先なおリスク、解消必要な水面下のポジション存在も

  • 健全でないが修復プロセスが始まりつつあるようだとJPモルガン
  • ファンドストラットはリスク圧縮かプロテクションの購入を勧めた

暗号資産(仮想通貨)ビットコインは3万ドルを上回る水準で値固めを目指す展開だが、ストラテジストは少なくとも当面の相場好転を予想するのが難しい状況だ。

  JPモルガン・チェースのジョシュ・ヤンガー氏らのチームは25日のリポートで、目先の回復は「困難」だと指摘。ファンドストラット・グローバル・アドバイザーズのデジタル資産ストラテジスト、デービッド・グライダー氏は、リスク圧縮か何らかのプロテクション(保証)購入を勧めた。

  JPモルガンのチームによれば、最近の暗号資産の売りは損失の埋め合わせのために実行されたものであり、「市場の至る所に解消が必要な水面下のポジションがなお存在する可能性が高い」ことが、ブロックチェーン(分散型デジタル台帳)のデータからうかがえる。

  その一方で、中国の規制強化に伴うマイニング(採掘)の国外移転が促すコスト上昇の可能性に加え、ビットコイン先物市場の安定はプラス要因だとJPモルガンのストラテジストは分析。「 暗号資産市場はまだ健全とはいえないサインを示しているが、修復プロセスは始まりつつあるようだ」との見方を示した。

Bitcoin testing lower end of range in place after crypto rout

原題:Strategists Flag Near-Term Risks for Bitcoin Price Outlook (1)(抜粋)

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