コンテンツにスキップする

中国の遠景、ルノーEV向けバッテリー工場を仏に建設へ-20億ユーロ

From
  • ルノーはバッテリーの仏新興企業ベクトールの株式20%強取得へ
  • 合意はEV生産強化に向けたルノーの戦略の一環

中国の遠景科技集団(エンビジョングループ)はフランスのルノーの手頃な価格帯の電気自動車(EV)向けにバッテリーを供給する工場を仏北部に建設するため、最大20億ユーロ(約2600億円)を投じる計画だ。

  合意はルノーのEV戦略の一環。ルノーの発表資料によると、同社は創業から1年の仏新興企業ベルコールの株式を20%強取得する。より大型の高級モデル向けに高性能バッテリーパックを製造することになる。

  フランスのマクロン大統領が28日、ルノーのドゥエ工場で合意を発表する予定。遠景の工場はドゥエに建設される。同社は風力タービンも製造しており、欧州での工場建設は初めてとなる。

  遠景のバッテリー部門エンビジョンAESCは、2024年から9ギガワット時のバッテリーを生産し、30年までに24ギガワット時の生産も始める計画。ルノーの将来の5モデル向けとなる。20年代末までに2500人の雇用創出を約束した。

  ルノーと企業連合を組む日産自動車は、18年にバッテリー事業のオートモーティブエナジーサプライ(AESC)を遠景に売却したが、エンビジョンAESCの株式20%を保有している。

  ベルコールとの合意に伴い、ルノーは韓国のLGエナジーソリューションとの既存のバッテリー供給契約を20年代半ばごろまでに段階的に解除する可能性がある。ルノーのベルコールへの出資について金額は明らかにされていない。

関連記事

原題:
China’s Envision to Build $2.4 Billion Battery Plant for Renault(抜粋)

    最新の情報は、ブルームバーグ端末にて提供中 LEARN MORE