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クレディS、合併や投資銀縮小など戦略的オプション模索-報道

更新日時
  • アルケゴスとグリーンシルで打撃、物言う株主や外国銀行の標的にも
  • 米銀による買収は受け入れられにくい、ドイツ銀との合併も可能性小

クレディ・スイス・グループは、投資銀行部門の縮小や一部事業の売却、競合行との合併などを含む戦略的選択肢を議論していると、ロイター通信が報じた。

  ロイターが事情に詳しい関係者の話を基に伝えたところによると、クレディ・スイスの経営陣は、グリーンシル・キャピタルとアルケゴス・キャピタル・マネジメントを巡る問題で受けた打撃につけ込まれ、同行がアクティビスト(物言う投資家)に狙われたり、外国銀行の買収標的になったりすることを懸念している。

  議論は初期段階で何も決定されていないとロイターは報じている。クレディ・スイスの広報担当者はコメントを控えた。

  クレディ・スイスはアントニオ・ホルタオソリオ新会長の下で戦略見直しを行っている。同会長の選択肢としては投資銀行に割り当てる資本を減らすことや同部門の一部売却、国内同業のUBSグループとの合併などだとブルームバーグ・ニュースが報じていた。

クレディ・スイス新会長、投資銀行に冷水-富裕層事業の「付属」か

  スイス国内部門をスピンオフし、他の事業をUBSなど他行との合併に向けて準備することを幹部の一部は議論したと、ロイターは報じた。株価低迷で買収の標的になりやすくなっているが、大手米銀による買収はスイスでは受け入れられにくいとみられ、ドイツ銀行との合併も可能性は低いだろうという。

  検討されているその他の案は投資銀行部門の縮小や資産運用事業の売却で、米国の投資銀行事業の売却も選択肢だと、ロイターが関係者1人の話として伝えた。

原題:Credit Suisse Mulls Strategic Options After Hits, Reuters Says、Credit Suisse May Seek UBS Merger in Overhaul Plan: Reuters(抜粋)

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