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イエレン長官、債務上限で議会に早急な対応訴え-適用停止の終了控え

  • 米連邦債務上限の適用停止の現行措置が7月31日で終了
  • 8月の議会休会中に財務省が万策尽きる可能性を指摘

米連邦債務上限の適用停止の現行措置が7月31日で終了するのを前に、イエレン財務長官は議会に対し、上限を引き上げるか再び適用停止とするかの早急な対応を呼び掛けた。

  イエレン長官は23日の上院歳出委員会小委員会の公聴会で証言し、連邦政府によるデフォルト(債務不履行)の可能性を回避する措置を議会が早期に講じない限り、財務省が上限突破を避けるための緊急措置を8月中にも使い果たす恐れがあると警告した。

  長官は「国家債務のデフォルトは論外と見なすべきだ」とした上で、「上限引き上げがなければ、まさに壊滅的な経済的結果をもたらす。まだ新型コロナウイルス禍からの回復途上にある中で、金融危機を引き起こし、米国民の雇用と貯蓄を脅かすことになる」と指摘した。

  イエレン長官はこれまで、今夏にも緊急措置を使い果たすかもしれないとコメントしていたが、この日の公聴会では「8月の議会休会中に」同省が万策尽きる状態に達する可能性があり、「上限を引き上げるか適用停止とするかの速やかな措置を強く要請する」と、時期を明確化した。

原題:
Yellen Renews Debt-Limit Plea With August Default Possible (1)(抜粋)

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