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PIMCOのローマン氏、ハイイールド社債のラリーは「一巡した」

  • 投資家は一部利益を確定して資金を引き揚げることを検討すべきだ
  • 先週のFOMC決定受けた市場の反応は「極めて合理的」と指摘

パシフィック・インベストメント・マネジメント(PIMCO)のエマニュエル・ローマン最高経営責任者(CEO)は、新型コロナウイルスのパンデミック(世界的大流行)が始まって以来のハイイールド社債のラリーはほとんど一巡しており、投資家は一部利益を確定して資金を引き揚げることを検討すべきだと述べた。

  ローマン氏はブルームバーグ主催のカタール経済フォーラムで、「2020年3月にハイイールドの社債で本当の好機があった。それは極めて良好で、特別な状況があった」が、「その多くは一巡した」と付け加えた。

  ブルームバーグ・バークレイズ米ハイイールド社債指数の平均利回りスプレッドは先週、280ベーシスポイント(bp、1bp=0.01%)に低下し、07年以来最低を付けた。リフィニティブ・リッパーのデータによると、投資家は6月16日終了週にジャンク債の投資信託と上場投資信託(ETF)から22億3000万ドル(約2500億円)を引き揚げており、3月以来最大の資金流出だった。

  ローマン氏は先週の連邦公開市場委員会(FOMC)の決定を受けた米国のイールドカーブのフラット化に言及し、「市場は極めて合理的に」反応したと指摘。地域的な投資機会に関しては、アジアに今後10年で手堅い収益機会があると話すとともに、米国は依然として「アルファの深いプール」だと語った。

PIMCOのローマンCEO

Source: Bloomberg)

原題:
Pimco’s Roman Says Corporate High-Yield Bond Rally ‘Played Out’(抜粋)

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