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モルガンS、NYオフィス立ち入りはワクチン接種必要-7月実施

更新日時
  • マスク着用や物理的距離確保が不要な通常のオフィス環境整備が狙い
  • NY市とウェストチェスター郡の従業員と顧客、訪問者に適用

米モルガン・スタンレーは新型コロナウイルスワクチンの接種を受けていない従業員に対し、ニューヨーク地域のオフィス立ち入りを禁止する計画だ。ウォール街ではワクチン未接種のスタッフのオフィス復帰を遅らせる方針を採用する企業が増えている。

  モルガン・スタンレーが内部文書で示した新方針は、主要米銀がこれまでに発したものでは最も制約が大きいものの1つだ。同社はマスク着用や物理的距離の確保が不要な通常のオフィス環境を整えるのが狙いだと説明した。

  ジェームズ・ゴーマン最高経営責任者(CEO)は先週、オフィスに戻りたいかまだ不確かな従業員に向けて「ニューヨーク市のレストランに行くことができるならオフィスに来ることができる。われわれはあなた方の出社を望んでいる」と述べていた。

米モルガン・スタンレーは従業員に対し、ニューヨーク地域のオフィスへの立ち入りには新型コロナウイルスワクチンの接種が必要だと伝えた

Daybreak: Asia.” (Source: Bloomberg)

  ゴーマン氏の推定では、オフィスに戻った従業員の90%以上が既にワクチン接種済みで、その割合は100%に近づく見通し。同行はゴールドマン・サックス・グループやJPモルガン・チェースのように完全な復帰を求めてはいないものの、ゴーマン氏は9月のレーバーデーの祝日までにオフィスが満たされない場合、「話は違ってくる」と述べていた。

  米国の雇用主の大半は従業員にオフィス復帰前のワクチン接種を義務付ける計画はないとしているが、大手金融機関の一部は最近、厳しい条件を示している。ブラックロックは先週、米国の従業員に同様の計画を通知し、ワクチン接種完了者のみ来月以降オフィス勤務を認める方針を打ち出した。バンク・オブ・アメリカ(BofA)もワクチン接種済みのスタッフの職場復帰を優先する計画で、9月初旬までには全員がオフィスに戻れる状況を目指している。

  モルガン・スタンレーは既にワクチン接種者のみの一定スペースでの勤務スケジュールと手順を設定しており、7月12日付で他の全ての部門にこのアプローチを拡大する。この方針はニューヨーク市とウェストチェスター郡の従業員と顧客、訪問者に適用する。内部文書は英紙フィナンシャル・タイムズ(FT)が先に報じた。

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原題:Morgan Stanley to Require Vaccinations to Enter N.Y. Offices (1) (抜粋)

(文書の内容を追加して更新します)
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