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英住宅価格の上昇ペース鈍化、ロンドン脱出目指す動き-ライトムーブ

  • 最高値圏の住宅価格や物件不足で値上がりの勢い鈍る
  • 上昇鈍化の兆しを今年初めて示唆-都市部外での購入意欲も裏付け

英住宅市場で売却希望価格の伸びが6月に鈍化した。最高値圏にある住宅価格や物件不足が影響している。

  英最大の不動産ポータルサイト、ライトムーブによると、6月の住宅売却希望価格は前月比で0.8%上昇し33万6073ポンド(約5085万円)。5月は1.8%上昇だった。ただ依然として、この時期の伸び率としては2015年以来の高水準にある。ロンドン脱出を目指す人も増えている。

 

Regional Boom

Price change and mean average price in each area

Source: Rightmove House Price Index

  イングランド銀行(英中央銀行)のチーフエコノミスト、アンディー・ホールデン氏が住宅市場は「過熱」し、インフレ圧力を高める恐れがあると警告するなど、中銀当局者から住宅値上がりのペースを懸念する声が相次いでいる。

  今回の統計は値上がり鈍化の兆しを今年初めて示唆する内容だったが、新型コロナウイルスの感染拡大が収まった後も在宅勤務ができるとみて都市部を脱し広い物件を購入したい考えている多くの買い手がいることも裏付けた。

原題:U.K. Housing Market Slows, Propped Up by People Leaving London(抜粋)

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