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日経平均900円超の下落、米株安受けリスク回避-先物主導で値を崩す

更新日時

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東京株式相場は大幅に続落。米株安を受けてリスク回避の動きが強まり、日経平均株価の下落幅は1000円を超える場面があった。先物主導で値を崩し、ファーストリテイリングや東京エレクトロンといった日経平均を構成する値がさ株の下げが大きい。保険や不動産も安く、素材関連や商社などの商品市況関連などにも売りが広がった。東証1部の値下がり銘柄数は全体の約93%を占めた。

  • TOPIXの終値は前営業日比47.11ポイント(2.4%)安の1899.45
  • 日経平均株価は953円15銭(3.3%)安の2万8010円93銭
    • 5月17日以来の安値
日経平均株価の推移

市場関係者の見方

JPモルガン・アセットマネジメントの前川将吾グローバル・マーケット・ストラテジスト

  • 金利の低下に伴うリスクオフで景気敏感やバリュー株が下落しているが、ハイテク株も下落しているのは金融引き締めが想定よりも早いとなればバリュエーション面で割高感のあるハイテク株にも逆風ということが改めて意識されているのだろう
  • 米長期金利の低下した理由には、市場の想定より早い金融引き締めが長期的に景気には悪影響の面があり、インフレ期待も低下する面もある
  • これまで景気敏感のバリュー株に資金が流れるといったリフレトレードが米長期金利の低下を受けてポジション調整しているのが大きく、リスクオフが長期金利と株式市場で複合的に起きている

CLSA証券の釜井毅生エグゼキューション・サービス統括本部長

  • 日本市場は国内材料が乏しく海外市場に揺さぶられていたため、ポジション調整などの売りがあっても驚きはない
  • 日経平均はバリュエーション的にもそこまで安くなかったため、この調整はむしろ投資家が改めて日本株を再検討する良い機会になるかもしれない

東証33業種

下落率上位ゴム製品、化学、保険、倉庫・運輸関連、卸売、その他金融
上昇率上位空運

背景

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