コンテンツにスキップする

ブラード総裁、来年に米利上げ開始の可能性も-インフレ高進で

更新日時

米セントルイス連銀のブラード総裁はインフレの予想が米金融当局の2%目標を上回っていることを踏まえ、来年に利上げを開始するのが適切かもしれないとの考えを示した。

  ブラード総裁は18日のCNBCとのインタビューで、16日公表された最新の金利予測分布図(ドット・プロット)に言及し、「私は2022年終盤の開始を予測している」と述べた。

  「ただし、これらは予想の内容に関連していると考えなくてはならない。私の予想は21年のインフレ上昇率(コアPCEインフレ率)が3%、22年のコアPCEインフレ率は2.5%だ」と説明。「これが実際に起こると考える場合、22年末までに既に2年間にわたって2.5-3%のインフレが続くことになる」と話した。

The Fed's New Dot Plot

  最新の経済予測では、22年の利上げ開始を予測した参加者は7人と、3月時の4人から増加した。ブラード総裁は今年の連邦公開市場委員会(FOMC)で議決権を持たない。

  「これはほぼ、22年にどうなるかという議論だ。21年に見られているインフレが22年に入っても根強く続くかどうかだ」とブラード氏は語った。

2019 Monetary and Financial Policy Conference

セントルイス連銀のブラード総裁

  「われわれは良い1年、良い経済再開を見込んでいた。しかし、想定していた以上に大きな年で、インフレが想定していた以上だ。われわれが若干タカ派に傾斜したのは当然のことだと思う」とも発言。

  「FOMCにとって、過去6カ月は上振れのサプライズだった。20年12月時点の経済予測を見ると、われわれは21年の実質国内総生産(GDP)伸び率を4%と見込んでいた。今は7%と予想している」と指摘した。

  債券購入のテーパリング(段階的縮小)に関しては、「今回の直近の会合で議長が公式に議論を開始した」とし、今後さらに掘り下げた議論をする機会を当局者らは有していると話した。

原題:Bullard Says High Inflation May Call for Fed Liftoff Next Year(抜粋)Bullard: Natural the Fed Tilted Bit Hawkish Amid Inflation Risk(抜粋)

(総裁の発言内容を追加し、更新します)
    最新の情報は、ブルームバーグ端末にて提供中 LEARN MORE