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きょうの国内市況(6月18日):株式、債券、為替市場

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●日本株は続落、日銀発表後に売り圧力が強まる-金融や自動車が安い

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  東京株式市場は続落。米長期金利が反転して低下し、保険などの金融株が下落した。自動車や海運といったバリュー(割安)株の下げも目立った。18日午後の取引が始まったタイミングで日本銀行が金融政策決定会合の結果を発表し、持ち高調整目的の売りも加わった。日経平均株価は午後に下落に転じ、前日比マイナス圏のまま取引が終わった。

  • TOPIXの終値は前日比17.01ポイント(0.9%)安の1946.56
  • 日経平均株価は54円25銭(0.2%)安の2万8964円08銭

ニッセイ基礎研究所の井出真吾チーフ株式ストラテジスト

  • 日銀の政策決定を念のため見極めたいと構えていた投資家が結果を受けて売りを出しているようだ
  • 株式市場で日銀会合を材料とはみていなかったが、節目の2万9000円を上回る水準で投資家の持ち高調整目的の売りが出る
  • ただ企業業績への期待が根強く、節目を下回った場面では押し目買いが入っている
下落率上位海運、鉱業、空運、保険、鉄鋼、輸送用機器、石油・石炭製品
上昇率上位精密機器、その他製品、電気機器

●超長期債を中心に上昇、米債のフラット化圧力でー日銀会合は反応限定

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  債券相場は超長期債を中心に上昇。前日の米国債市場で利回り曲線が大幅にブルフラット(平たん)化したことを受けて、長めの債券に買い圧力が掛かった。一方、日本銀行の金融政策決定会合の結果に対する相場の反応は限定的だった。

  • 新発20年債利回りは1.5ベーシスポイント(bp)低い0.43%、一時0.42%まで低下
  • 新発30年債利回りは1.5bp低い0.67%、一時0.66%
  • 新発10年債利回りは0.5bp低い0.055%
  • 長期国債先物9月物の終値は9銭高の151円62銭。夜間取引の流れを引き継いで買いが先行し、朝方に151円68銭まで上昇。その後は上昇幅を縮小し、午後は151円60銭付近で推移

三井住友トラスト・アセットマネジメントの押久保直也シニアエコノミスト

  • 16日の米連邦公開市場員会(FOMC)はタカ派的と言われたが、テーパリングや2023年の利上げはもともと織り込んでおり、米国債は冷静になって買い戻された
  • 米長期金利が1.5%コアのレンジになると、超長期金利は上昇余地が限られる
  • ただ、経済は正常化の方向で、ブルフラット化していく環境ではない上、機関投資家も金利が上がれば買うが、追いかけて買うスタンスではない
  • 金利上昇が期待しづらくなる一方、ブルフラットしていく感じでもなく、こう着感が出やすい

日銀会合

  • コロナ対応プログラムを来年3月まで延長、気候変動対応投融資をバックファイナンスする新たな資金供給制度を導入

●ドル・円下落、リスク回避圧力で一時110円割れ-日銀政策の反応限定

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  東京外国為替市場のドル・円相場は下落。米長期金利の下げ止まりが相場の下支え要因となっていたが、資源安傾向などを背景にしたリスク回避的な円買い圧力が午後の取引にかけて優勢となり、一時1ドル=110円台を下回った。この日の日本銀行の金融政策発表に対する反応は限定的だった。

  • ドル・円は午後3時32分現在、前日比0.2%安の110円04銭。朝方に付けた110円33銭を高値に一時109円98銭まで下落
    • 前日には一時110円82銭と4月1日以来の高値を付けた

バークレイズ証券の門田真一郎チーフ為替ストラテジスト

  • 米連邦公開市場委員会(FOMC)のタカ派化がコモディティなどリスク資産価格やクロス・円(ドル以外の主要通貨の対円相場)の下げを通じ、結果的にドル・円の下落圧力となっている
  • 米長期金利が下がっても期待インフレ率を差し引いた米実質金利は下がらないため、ドルは円以外の主要通貨に対して上昇する流れ。対円では名目米長期金利に左右されている
  • 日銀による気候変動関連融資の支援策はESG(環境・社会・企業統治の重視)的な政策の一環とみられ、ドル・円に大きな影響を与えるものではなさそうだ
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