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ECB、銀行レバレッジ比率緩和措置を9カ月延長へ-来年3月まで

更新日時
  • レバレッジ比率を計算する際に中銀預金を除外することを認める
  • 今月27日に終了予定だった、延長決定には政策委員会の承認必要

欧州中央銀行(ECB)は新型コロナウイルス対策として講じている銀行資本規制の緩和措置を9カ月延長する方針だ。銀行が経済への信用供与を続けられるよう支援する。事情に詳しい関係者が明らかにした。

  ECBの銀行監督委員会は、銀行がレバレッジ比率を計算する際に中銀預金を除外することを来年3月まで認める方針だと、未公表の内容だとして関係者が匿名を条件に述べた。決定にはまだECB政策委員会の承認が必要だという。

  ECB報道官はコメントを控えた。銀行のバランスシートの見栄えを良くし銀行事業に活用できる資金を増やすこの緩和措置は、今月27日で終了することになっていた。

  スイスと米国の当局は既に、レバレッジ比率緩和措置を今年打ち切った。ECBの延長には、ユーロ圏経済は間接金融への依存が相対的に大きいことが背景にある。

  ECBのパンデミック緊急購入プログラム(PEPP)による巨額の債券購入によって銀行が中銀に滞留させる資金が増えており、これを算入すれば銀行の資本比率が低く見えるという意図せぬ結果を回避する意味もある。

  欧州の複数の銀行監督当局は緩和措置を来年3月以降まで延長することは阻止する考えだと、関係者らが述べた。

原題:ECB Poised to Extend Bank Capital Relief by Nine Months (2)(抜粋)

(第4段落以下を追加します)
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