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Photographer: Amir Hamja/Bloomberg
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米国株下落、原油とドル指数は上昇-FOMCの結果待ち

更新日時

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15日の米株式相場は下落。小売売上高と生産者物価指数(PPI)の影響を見極める動きが広がった。この日始まった米連邦公開市場委員会(FOMC)は、翌日に政策を発表する。

  • 米国株はS&P500が4日ぶり下落-エネルギーは高い
  • 米国債はほぼ変わらず、10年債利回り1.49%
  • ドル指数が続伸、小売売上高の軟調でリスク選好が後退
  • NY原油は反発、18年10月以来の高値
  • NY金は3日続落、ドル高や金利上昇を嫌気

  S&P500種株価指数は4営業日ぶりに下落。不動産やテクノロジー関連銘柄の売りが指数を押し下げた。エクソンモービルとシェブロンは原油高を背景に買われ、エネルギー関連セクター全体を押し上げた。

  S&P500種は前日比0.2%安の4246.59。ダウ工業株30種平均は94.42ドル(0.3%)安の34299.33ドル。ナスダック総合指数は0.7%低下。ニューヨーク時間午後4時53分現在、米10年債利回りは前日とほぼ変わらずの1.49%。

  元メリルリンチのトレーダーで、ニュースレター「ザ・セブンズ・リポート」を創業したトム・エッセイ氏は、「この1年ほどのFOMC会合は盛り上がりを欠いたが、今会合は歴史的な緩和措置の段階的縮小について当局が意思表示を開始する公算が大きく、マーケットに響く可能性がある」と指摘した。

  ブルームバーグが実施したエコノミスト調査によると、FOMC会合後に公表される経済予測では、経済成長とインフレ加速の中で2023年に利上げ開始を見込むものの、金融当局者は8月か9月まで債券購入縮小のシグナルを出さない見通しだ。

  外国為替市場では、主要10通貨に対するドルの動きを示すブルームバーグ・ドル・スポット指数が3日続伸。米小売売上高が前月比で予想以上に減少したことで経済回復ペースへの楽観が薄れ、高リスク資産の需要が後退した。特にオーストラリアやカナダなど資源国の通貨は、主要通貨の中で下げが目立った。

  ドル指数は0.1%上昇し、6月4日以来の高水準となった。ドルは対円ではほぼ変わらずの1ドル=110円06銭。ユーロは対ドルで0.1%高の1ユーロ=1.2126ドル。

  ニューヨーク原油先物相場は反発。著名な石油トレーダーが相次いで先高観を指摘したために買いが膨らみ、2018年10月以来の高値となった。

  ニューヨーク商業取引所(NYMEX)のウェスト・テキサス・インターミディエート(WTI)先物7月限は、前日比1.24ドル(1.8%)高い1バレル=72.12ドルで終了。ロンドンICEの北海ブレント8月限は1.13ドル上昇し73.99ドル。

  ニューヨーク金相場は3日続落。ドルの堅調に加え、米10年債利回りが小幅に上昇したため、利子を生まない金の投資妙味が低下した。ニューヨーク商品取引所(COMEX)の金先物8月限は、前日比0.5%下げて1オンス=1856.40ドルで終えた。

原題:Stocks Snap Three-Day Rally; Crude Oil Jumps: Markets Wrap(抜粋)

Dollar Climbs for Third Day as Traders Focus on Fed: Inside G-10(抜粋)

Oil Rises to Highest Since 2018 as Traders Eye Further Rally(抜粋)

Gold Heads for Third Straight Drop With Focus on Key Fed Meeting(抜粋)

(市場参加者のコメントなどを追加、相場を更新します)
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