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豪中銀「YCC延長の判断の鍵、24年のCPI見通し」-議事要旨

更新日時
  • 利上げの条件が整うのは早くても24年と予想
  • 債券購入プログラムの終了を検討するのは「時期尚早」

オーストラリア準備銀行(中央銀行)の6月の政策決定会合では、消費者物価指数(CPI)で見たインフレ率が2024年に2-3%の目標レンジに戻るかどうかが、イールドカーブ・コントロール(YCC、長短金利操作)プログラムを延長するかどうかを判断する鍵になるとの認識で一致した。

  15日公表された議事要旨によれば、政策委員会メンバーは債券購入プログラムの終了を検討するのは「時期尚早」と考えている。

  政策委メンバーはまた、「インフレ目標の達成に寄与する完全雇用への復帰が金融政策の優先事項」だとして、「金融政策はしばらくの間緩和的であり続ける必要がありそうだ」と指摘したという。

  豪中銀は7月6日の会合で、YCC目標の対象を24年4月償還債から24年11月償還債に変更するかどうか決定する。1000億豪ドル(約8兆5000億円)規模の資産購入プログラム第2弾が9月に終了した後に第3弾を実施するかどうかも決める予定だ。

  議事要旨によると、今月の会合では利回り目標を巡り、YCCの決定が金融情勢全般に及ぼし得る影響についても検討された。

  さらに、「インフレ率が2-3%の目標レンジの範囲内で持続的に推移するまでキャッシュレートの誘導目標を引き上げない」方針が確認されたほか、利上げの条件が整うのは早くても24年になるとの見通しがあらためて示されたという。

原題:
RBA Says Key Consideration for Yield Target Is 2-3% CPI in 2024(抜粋)

(3段落目以降で内容を追加して更新します)
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