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みずほシステム障害、危機対応の弱さなど人為的側面原因-報告書

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みずほフィナンシャルグループは15日、傘下のみずほ銀行で起きたシステム障害に関する特別調査委員会の報告書を受け取ったと発表した。報告書によると、2週間で4度も相次いだ障害はシステムに共通の原因があったのではなく、「運用する人為的側面に障害発生の要因があった」と指摘した。

Japan's Mega Banks Ahead of Half-year Results

人為的側面に原因と調査報告書

Photographer: Akio Kon/Bloomberg

  みずほ銀では、2月28日に現金自動預払機(ATM)の7割超で稼働が停止し、計5244件の利用者のキャッシュカードや預金通帳が機械に取り込まれたままとなった。システム障害は2週間で4件重なった。

  報告書では人為的側面の原因として、1)危機事象に対応する組織力の弱さ、2)IT(情報技術)システム統制力の弱さ、3)顧客目線の弱さ、の3点があったと分析。「それらの根底には容易には改善されない体質ないし企業風土があるものと認めた」とも言及した。

  具体的には、役職員らに自らの持ち場を超えた積極的、自発的な行動によって、問題を抑止、解決するという姿勢が弱い場面がしばしば見受けられたとして、積極的に声を上げることでかえって責任問題となるリスクを避けるような企業風土の問題を指摘した。

  みずほFGでは、本調査結果を真摯(しんし)に受け止め、改善対応策を決定の上、公表するとしている。

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