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日本株は続伸、米金利先高観薄れ経済成長に期待-半導体や医薬品高い

更新日時

東京株式相場は続伸。米国金利の先高観が薄れており世界経済の回復期待から、半導体関連などの成長株に買いが入った。医薬品や化学、サービスも高い。自動車の上げも目立ち、トヨタの株価は初めて1万円台に乗せた。

  • TOPIXの終値は前日比15.73ポイント(0.8%)高の1975.48-4月5日以来の高値
  • 日経平均株価は279円50銭(1%)高の2万9441円30銭
TOPIXの推移

市場関係者の見方

松井証券の窪田朋一郎シニアマーケットアナリスト

  • 米連邦公開市場委員会(FOMC)の見方は分かれているが、きのうあたりから米長期金利の動きが落ち着き、いったん安心感が広がっている
  • FOMC前に、事前に今回は大丈夫と先回りして買うタイミングではなく、タカ派の見方の人もおり市場センチメントに振れやすく、この2日間は思惑は変化するだろう
  • 日本株は半導体や値がさのハイテク株の買い戻しが発生して日経平均が押し上げられている

大和証券投資情報部の石黒英之シニアストラテジスト

  • 米国中心にインフレ懸念が足元で後退して世界のコロナ感染者数も急激に減少、経済正常化期待もあり投資環境としては良好な状態になっている
  • FOMCへの様子見ムードも強いが、米国の期待インフレ率は低下基調で、米連邦準備制度理事会(FRB)も慎重に出口戦略を探る姿勢を示してくるだろう
  • ただ、国内ではきょう不信任決議案が出ると報道され、五輪後の解散総選挙が意識されるなどの政局不安や五輪後の新型コロナ感染再拡大の懸念を抱え、海外投資家は日本株を買いにくく重しになるだろう

東証33業種

上昇率上位医薬品、金属製品、精密機器、食料品、輸送用機器、電気機器
下落率上位空運、証券・商品先物、鉄鋼、その他金融

背景

  • 米国株、S&P500種とナスダックが最高値-フィラデルフィア半導体指数(SOX)は1.4%高
  • 14日の米国10年債利回りは1.49%と4ベーシスポイント(bp)上昇
  • 野党4党、菅内閣の不信任決議案を衆議院に提出-テレ朝
  • 米テーパリングは2022年早期に開始、正常化に向け一歩-JPモルガン
  • ドル・円相場は1ドル=110円05銭近辺で推移、前日の日本株終値時点は109円75銭
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