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ECBクノット氏、下期の物価上昇は一時的に-多少の上振れリスクも

欧州中央銀行(ECB)の政策委員会メンバー、クノット・オランダ中銀総裁は、下期の物価上昇は一時的なものにとどまり、持続的なインフレにはつながらないという自身の基本シナリオを維持していると述べた。

  クノット氏は「賃金にはまだ反応が見られない」としつつも、インフレ見通しに「多少の上振れリスクが波及しつつある」と発言。「労働者の購買力は今年後半に打撃を受けるだろう。彼らはどう反応するだろうか」と話した。

  さらに、「生産者物価は上昇傾向にある。通常は利益率に吸収されるが、新型コロナウイルスの危機で利益率がかなり損なわれた状況にあって、企業はそれをなお継続できるだろうか」と語った。

  一方でクノット氏は、ECBには縮小・解除することが可能な多くの金融緩和措置があるため、インフレ加速を確実に制御することができるだろうと指摘した。

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原題:
ECB’s Knot: Some Upside Risks Slipping Into Inflation Outlook(抜粋)

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