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インベスコが費用免除のETF開始、価格競争が一段と熾烈に

上場投資信託(ETF)業界の手数料競争が、いっそう熾烈(しれつ)になりそうだ。投資運用会社で最大手の1社が新たな手を打った。

  米インベスコは11日、12月17日まで運用管理費用を免除する新たなファンド2本を開始した。インベスコ・ナスダック・バイオテクノロジーETF(IBBQ)とインベスコPHLXセミコンダクターETF(SOXQ)は同期間中のコストが事実上ゼロで、その後は0.19%の費用がかかる。

  6兆4000億ドル(約700兆円)規模、2400本余りがひしめくETF業界では、資産を引き付けようと発行体が長年にわたり低価格競争を繰り広げてきた。今年に入りブラックロックがスタイル型ETFの手数料を引き下げ、競合のステート・ストリート・グローバル・アドバイザーズも債券ETF2本で同様の動きを取った。

  それでも、期間限定とはいえ費用をゼロとするのはあまりない。BNYメロン・インベストメント・マネジメントが昨年、債券ファンドと米大型株に連動する商品でそれぞれ手数料をゼロとしたが、これまでのところ他の大手資産運用会社で追随は見られていない。

  IBBQは約270社の革新的なバイオテクノロジー企業を投資対象とし、新型コロナウイルスワクチンや治療薬の開発に関わった企業も含まれる。SOXQは半導体業界の最大手企業30社などに投資する。

原題:
Invesco Fires Next Shot in Fee War With Funds Charging Nothing(抜粋)

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