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バイデン氏、メルケル首相の訪米招請-ガス計画巡り米独対立の中で

  • ロシアとドイツを結ぶ「ノルドストリーム2」、米国は反対
  • 7月に訪米、メルケル首相にとり退任前最後の国外正式訪問の一つに

バイデン米大統領は来月、ドイツのメルケル首相をホワイトハウスに迎える。ロシアとドイツを結ぶ海底ガスパイプライン「ノルドストリーム2」計画を巡る米国とドイツの対立で両国は打開を目指したい考えだ。

  ホワイトハウスで7月15日に予定されている米独首脳会談での議題予定にノルドストリーム2は含まれていないものの、議題に上ることは確実だ。米国は、ドイツのロシア依存が高まる恐れがあるとして、ほぼ完了している同計画に反対している。一方、ドイツ政府は単なる商業的な事業だと反論する。

  両国首脳は「新型コロナウイルスのパンデミック(世界的大流行)終息や気候変動の脅威への対策、両国の民主的な価値観に基づく経済的繁栄や国際安全保障の促進など幅広い共通の課題」を協議するとホワイトハウスは声明で説明。

  さらに「メルケル首相の訪問は米国とドイツの深い二国間関係を確認するものとなる」と続けた。一方、ドイツ政府の報道官は米独首脳会談を確認した上で、「実務的な訪問」だとした。

  今回の訪米はメルケル首相にとって退任前最後の国外正式訪問の一つになる。ドイツでは9月に総選挙が行われ、メルケル首相の後任が決まる。

原題:Biden to Host Merkel at White House Amid Spat Over Gas Pipeline(抜粋)

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