コンテンツにスキップする

ECBがドイツ銀に圧力、アハライトナー会長後任選び早期決定を要求

  • 候補者にドイツ取引所CEOやバイエル会長、VW前CFO
  • 年内に後任を内部決定も、来春以前に正式発表の可能性低い-関係者

欧州中央銀行(ECB)はドイツ銀行に対し、来年5月に退任するパウル・アハライトナー監査役会会長の後任者選びを十分な時間的余裕を持って進めるよう指示している。非公開のやり取りを話しているとして匿名を条件に関係者が明らかにした。

  ECB報道官およびドイツ銀の広報担当者はいずれもコメントを避けた。ロイター通信はこれより先、ドイツ銀がECBからここ数カ月間に数回、アハライトナー会長の後任を指名するよう要請を受けたと報じた。

  ECBは銀行のトップ人事について、実際に指名するかなり前にECBに意見を求めるよう求めている。ドイツ銀は過去に無秩序な経営陣の変更を行い、一部の人事に対して監督当局がいら立ちを表したことがあった。

  ドイツ銀は年内、恐らく秋に後任を行内で決定する計画だが、年次総会への招待状を株主に発送する来春以前に正式な指名が発表される可能性は低いと、関係者のうち2人が語った。

  関係者によれば、アハライトナー氏は同じ監査役会メンバーのテオドール・ワイマー氏(ドイツ取引所最高経営責任者=CEO)、ノルベルト・ウィンケルヨハン氏(バイエル会長)、フランク・ウィッター氏(フォルクスワーゲン前最高財務責任者=CFO)に後任を水面下で打診した。中でもワイマー氏が最有力とされるが、同氏は以前、2024年末まで契約があるドイツ取引所CEOとしての職務を全うしたいと述べていた。

原題:Deutsche Bank Urged by ECB to Ensure Timely Chairman Succession(抜粋)

    最新の情報は、ブルームバーグ端末にて提供中 LEARN MORE