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きょうの国内市況(6月11日):株式、債券、為替市場

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●TOPIXは3日続落、金利が低下し銀行や保険安い-医薬品は高い

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  東京株式相場は下落。TOPIX(東証株価指数)は小幅ながら3日続落した。金利低下を受けて事業環境が悪化した銀行や保険などの金融株に売りが出た。機械や不動産株も安かった。半面、米株式市場で上げの目立った医薬品株には買いが入った。

  • TOPIXの終値は前日比2.71ポイント(0.1%)安の1954.02
  • 日経平均株価は9円83銭(0.03%)安の2万8948円73銭

三菱UFJ国際投信の石金淳チーフストラテジスト

  • きょうの下落の背景には来週の米連邦公開市場委員会(FOMC)への警戒感が依然として根強いことがある
  • 2013年の米テーパリングでは予期せぬタイミングで方針を示し市場が混乱したため、米金融政策に関する動きが小出しになりやすく、発言や質疑応答も含めて見極めたいという投資家の様子見姿勢につながっている
  • ただ市場は米消費者物価指数(CPI)の上昇について、米金融当局の「一過性」という見方に歩調を合わせて消化し、インフレは急速に広がらないというコンセンサスが形成され始めている

東証33業種

上昇率上位海運、医薬品、電気・ガス、情報・通信、石油・石炭製品、精密機械
下落率上位銀行、不動産、その他金融、機械、非鉄金属、陸運、保険

●債券続伸、米長期金利一段低下で買い圧力ー午後は高値警戒で伸び悩む

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  債券相場は続伸。長期金利は一時、約5カ月ぶりの水準に低下した。前日の米国市場で長期金利が3月以来の水準まで低下したことを受けて、買い圧力が掛かった。もっとも、午後は高値警戒感から売りも出て、相場は伸び悩んだ。

  • 新発10年債利回りは前日比1.5ベーシスポイント(bp)低い0.03%、一時0.025%と1月以来の低水準
  • 新発20年債利回りは1bp低い0.41%、一時0.40%と1月以来の水準
  • 新発30年債利回りは0.5bp低い0.655%、一時0.64%まで低下
  • 長期国債先物6月物の終値は11銭高の152円00銭。夜間取引の流れで買いが先行し、一時152円15銭と中心限月ベースで昨年12月以来の高値。その後は151円94銭まで上げ幅を縮小
  • 9月物の売買高が6月物を上回り、大阪取引所はきょうの夜間取引から中心限月が9月物へ移行と発表

みずほ証券の松崎涼祐マーケットアナリスト

  • 米10年金利が1.5%を割り込み、国内外の投資家が見通しの修正を迫られている部分もあり、金利低下トレンドに歯止めがききづらくなっている面はある
  • ただ、午後は超長期ゾーンを中心に上値が重く、30年金利は5月入札以降に意識された0.65%を下回って売りが出た
  • 10年金利はこのところ海外金利低下に反応が鈍かったので、足もとの低下に違和感はないが、マイナス金利が定着することはないだろう

●ドル・円は109円前半で堅調、米金利低下に一服感-ユーロ小幅高

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  東京外国為替市場のドル・円相場は1ドル=109円台前半で堅調に推移。米消費者物価指数(CPI)の発表後に進んだ米長期金利の低下が一服し、ドル買いがやや優勢となった。ユーロは欧州中央銀行(ECB)による経済見通しの上方修正を受けて小幅に上昇。

  • ドル・円は午後3時29分現在、前日比0.1%高の109円41銭。朝方の109円32銭を安値に一時109円45銭まで上昇、正午前からはほぼ横ばい
  • ユーロ・ドルは0.2%高の1ユーロ=1.2190ドル。ユーロ・円は0.2%高の1ユーロ=133円34銭

バークレイズ証券の門田真一郎チーフ為替ストラテジスト

  • 米長期金利の大幅な低下がおおむね一服してきたのを受け、海外市場で下げたドル・円も落ち着きを取り戻している
  • 米CPIはFRBが積極的にテーパリングに向かうとの見方にはつながらず、市場は来週の米連邦公開市場委員会(FOMC)待ちに。ドル・円は108円台ー110円台でのレンジ相場が継続か
  • ECBがテーパリングを急がない姿勢を示したのは予想通り。ただ、域内景気の回復が続けば、9月会合でテーパリング議論もあり得る

  

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