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米ブラックロック、脅威論に反論-われわれはそれほど大きくない

  • 収入が業界全体に占める割合はわずか3%-投資家説明会で指摘
  • 米議会はブラックロックの規模や影響力に厳しい視線を向けている

世界最大の資産運用会社、米ブラックロックは、運用資産9兆ドル(約984兆円)の同社としては意外に思われるメッセージを投資家に送った。それは、われわれはそれほど大きくない、というものだ。

  ブラックロックの幹部は10日の投資家説明会でのプレゼンテーションで、同社の収入が業界全体に占める割合はわずか3%で、他の業界のトップ企業に比べて低いと指摘した。

  同社のプレゼンテーションによると、上位 5 社が市場シェア全体に占める割合はクラウドコンピューティングが69%、セールス・トレーディングが42%。資産運用業界は約11%となっている。

  ブラックロックのコーポレート戦略責任者マーク・ウィードマン氏は「われわれには成長への長い道のりがある」と指摘。「われわれはリーダーかもしれないが、世界資産運用業界での市場シェアはわずか3%だ。これは潜在能力と比較すると極めて低い」と述べた。

  米議会はブラックロックの規模や影響力に厳しい視線を向けている。民主党のウォーレン上院議員は3月、ブラックロックについて、破綻すれば金融システム全体を脅かす恐れのある「システム上重要な金融機関(SIFI)」への指定を検討するよう金融安定監視評議会 (FSOC)に指示する考えがあるかとイエレン財務長官に問いただしていた。

米財務長官、ブラックロックの重要機関指定に難色-大手銀と異なる

原題:
BlackRock Downplays How Big It Is in Wake of Warren Backlash(抜粋)

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