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Photographer: Tiffany Hagler-Geard/Bloomberg
cojp

ミーム銘柄ブームの波に乗るAMC、S&Pが格上げ-資本構造を楽観

  • 映画館チェーンのAMC、ここ数カ月で12.5億ドル調達
  • 調達資金で債務返済なら「持続可能な資本構造への道筋」に-S&P

映画館チェーンの米AMCエンターテインメント・ホールディングスはリテール(小口)投資家にポップコーンを振る舞った。そしてオンライン掲示板レディットに群がるデイトレーダーは、AMCに安定への道筋を与えたようだ。

  AMCはミーム銘柄の地位を利用し、ここ数カ月に12億5000万ドル(約1370億円)を調達した。この資金調達と映画業界の見通し改善が重なり、格付け会社S&Pグローバル・レーティングはAMCの信用格付けを引き上げた。

  10日の発表文によると、S&PはAMCの格付けを「CCC-」から「CCC+」に2段階引き上げた。 ただ、ジャンク級(投機的水準)の格付けには変わりはない。S&Pのアナリストらは、AMCが調達した資金を債務返済に用い、新型コロナウイルス禍で背負った高利の借金を借り換え、劇場入場者の改善も見られれば「持続可能な資本構造への道筋」を得ると指摘。将来、さらに格上げする可能性もあると付け加えた。

  リテール投資家の熱狂的な買いを集めるミーム銘柄が株式発行で多額の資金を調達し、信用格付けの引き上げにつながったのはAMCが初めてではない。S&Pは先月、ビデオゲーム販売のゲームストップが株式発行で5億5100万ドルを調達したのを踏まえ、格付けを1段階引き上げた。

原題:
AMC Rides Meme-Stock Wave to S&P Optimism Over Capital Structure(抜粋)

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