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アップル 、BMW元幹部を採用-自動運転車プロジェクトで

  • ウルリッヒ・クランツ氏は自動運転EV会社カヌーの共同創業者
  • クランツ氏は元テスラ幹部のフィールド氏の直属に

アップルは独BMWの電気自動車(EV)部門の元上級幹部、ウルリッヒ・クランツ氏をこの数週間に採用したことが事情に詳しい複数の関係者の話で分かった。アップルの自動運転車プロジェクトで主道的役割を担う。

  クランツ氏は自動運転EV開発の新興企業カヌーの最高経営責任者(CEO)を退任してから約1カ月後にアップルに採用された。同氏はカヌーを共同で創業する前、30年在籍したBMWで「i3」や「i8」を開発したグループの上級副社長を務めていた。

  アップルによる自動車分野での人材採用において最大級の意味を持つクランツ氏の起用は、「iPhone(アイフォーン)」メーカーの同社がテスラなどに対抗できる自動運転EVを開発する決意を鮮明にする動きだ。クランツ氏は、テスラで大衆向けの「モデル3」の開発を率いた経歴を持ちアップルの自動運転車部門を現在統括するダグ・フィールド氏の直属となる。関係者は部外秘情報だとして匿名を条件に話した。

Ulrich Kranz

ウルリッヒ・クランツ氏(2019年11月19日)

  

  アップルの広報担当はクランツ氏の採用を確認した。

  同社は2014年に自動運転車開発に着手したが、16年ごろにその取り組みを棚上げし、自動運転プラットフォームに専念。その後、複数のテスラ幹部を採用し、駆動系のエンジニアリングや自動運転ソフトウエア、内装と外装などの部門を統括させている。

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原題:
Apple Hires Former BMW Executive for Its Rebooted Car Project(抜粋)

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