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米英首脳、両国間の渡航を迅速に再開する方針表明へ-10日会談 (1)

更新日時
  • バイデン米大統領、G7サミット前にジョンソン英首相と会談へ
  • 米英間の渡航再開する選択肢検討、共同タスクフォース結成へ

バイデン米大統領とジョンソン英首相は10日、主要7カ国首脳会議(G7サミット)を前に会談し、両国間の渡航をできるだけ早急に再開する方針を表明する。ただ、どれだけ早期に再開できるかはなお不透明だ。

  両首脳はイングランド南西部コーンウォールで初めて会談し、両国間の渡航を再開する選択肢を検討する共同タスクフォースを結成する。英首相府が公表したデータによると、新型コロナウイルスのパンデミック(世界的大流行)の前には、毎年英国人500万人余りが米国を訪れ、米国人450万人強が英国を訪問していた。

  ブルームバーグが確認した声明案によると、バイデン大統領は来週ブリュッセルで欧州各国首脳と会う際、欧州連合(EU)に対して同様のコミットメントを行う見通し。バイデン大統領はファイザー製の新型コロナワクチン5億回分を購入して他国と分かち合う計画について10日に発表する。

  一方、サリバン米大統領補佐官(国家安全保障問題担当)は早期の渡航再開が実現する可能性を退け、 「訪問が終わるまでにタスクフォースが作業を終えるとは思えないため、現時点では具体的な発表を想定していない」と記者団に語った.

  
  観光業に依存する国などを中心にワクチンパスポート構想が浮上しているが、G7でこれに弾みがつく可能性は低い。変異株の感染が増加し、英国などは感染の新たな波に見舞われている。英国では9日にコロナ検査陽性者が新たに7540人と、2月末以来の最多となった。こうした状況は行動制限のさらなる緩和計画を妨げる恐れがある。ジョンソン首相自身も懸念を示しており、少なくとも1人の閣僚は海外への渡航を避けるよう警告している。

Atlantic Exposure

British Airways owner IAG is most exposed on U.S. to Europe flights

Source: OAG

NOTE: IAG and American operate a revenue-sharing partnership, as do Delta, Air France-KLM and Virgin, and United and Lufthansa

原題:
Biden and Johnson Vow to Speed Up Opening U.S.-U.K. Travel(抜粋)

(大統領補佐官の見解などを追加して更新します)
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