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ソフトバンクG出資グラブ、SPACとの合併完了を第4四半期に延期

  • シンガポールの配車サービス大手グラブ、従来第3四半期の完了予想
  • 監査プロセスには数四半期を要する可能性-BIのカンターマン氏

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ソフトバンクグループが出資するシンガポールの配車サービス大手グラブ・ホールディングスは、米国の特別買収目的会社(SPAC)アルティメーター・グロースとの合併完了時期の見通しを延期した。グラブは過去3年間の財務監査に取り組んでいる。

  グラブは9日の発表文で、SPACとの合併では過去最大級となる今回のディールについて、10-12月(第4四半期)に完了する見通しを示した。4月の合併発表時には7-9月(第3四半期)の完了を見込んでいた。

  米証券当局はSPACが関与するディールへの監視を強化しており、グラブも影響を受けている。ブルームバーグ・インテリジェンスのアナリスト、マシュー・カンターマン氏は「延期になっても全く驚くことではない。監査プロセスには数四半期を要する可能性もある。特定の会計上の決定やポリシーについて証券取引委員会(SEC) とやり取りする必要がある場合は特にそうだ」と指摘した。

  グラブは米SECが要求する公開会社会計監督委員会(PCAOB)の基準に従った財務監査をまとめるプロセスにあると説明。特定の会計方針および関連する財務開示の事前承認を得るためSECと協力しており、その結果、過去3年間の財務情報は引き続き見直しと修正の対象となることを明らかにした。

原題:
Singapore’s Grab Delays Merger Completion to Fourth Quarter (1)(抜粋)

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