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米国、日本への渡航警戒レベル引き下げ-「中止」から「再検討」に

更新日時
  • 独仏カナダなど多数の国・地域についても同時に緩和
  • 国際線の利用制限緩和につながる可能性がある

米国務省は8日、日本への渡航警戒レベルを4段階の上から2番目であるレベル3「渡航を再検討」に1段階引き下げた。従来はレベル4の「渡航中止」だった。フランスやカナダ、ドイツを含む多数の国・地域についても同時にレベル3に緩和した。

米国務省、日本への渡航中止を勧告-東京五輪に新たな懸念 (4)

  一部の国・地域で新型コロナウイルスのパンデミック(世界的大流行)が収束に向かう中、今回の措置は国際線の利用制限緩和につながる可能性がある。同省は声明で、米疾病対策センター(CDC)が渡航勧告手法を変更したことに伴い、渡航警戒レベルを更新していると説明した。

  CDCは日本のリスク評価レベルを「非常に高い」から「高い」に引き下げた。

  同省の渡航勧告には拘束力はないが、一部の航空会社や国・地域はこれを参考に独自の制限を設定している。

  サリバン米大統領補佐官(国家安全保障問題担当)は7日、「われわれの欧州の友人や英国が米国との往来再開を明確に望んでいることは承知しており、われわれもそれを望んでいる」とした上で、「しかしわれわれは科学と公衆衛生専門家の指針に従わなければならない。われわれは時間枠を決める際に積極的にそれらを活用する」と説明した。

  加藤勝信官房長官は9日の記者会見で、米国政府からCDCの基準変更は「深刻な感染拡大状況にある国々と感染が制御されている国々をより明確に区分」するものだと説明を受けたと言及。東京五輪実現に向けた日本政府の決意を支持する米国の立場は「何ら変更ない」との認識を示した。

原題:U.S. Eases Travel Warning for Japan Ahead of Olympics、U.S. Eases Travel Warning for Many Nations as Pandemic Eases (1)(抜粋)

(加藤官房長官のコメントを追加して更新します)
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