コンテンツにスキップする

きょうの国内市況(6月8日):株式、債券、為替市場

国内市況の過去の記事はこちらです。指標はここをクリックして下さい。

●TOPIX続伸、医薬品ほぼ全面高-海運や空運に景気回復期待の買い

(記事全文はこちらをクリックしてご覧下さい)

  東京株式市場でTOPIX(東証株価指数)は6営業日続伸。エーザイが共同開発したアルツハイマー病治療薬を米食品医薬品局(FDA)が承認し、好感した買いが医薬品株全体に広がった。国内で新型コロナウイルスのワクチン接種が順調に進む中、海運や空運株には経済の正常化を先取りした買いも先行した。

  • TOPIXは前日比1.80ポイント(0.1%)高の1962.65
  • 日経平均株価は55円68銭(0.2%)安の2万8963円56銭

SMBC日興証券の圷正嗣チーフ株式ストラテジスト

  • 米雇用統計が中途半端な結果に終わり、米金融当局のテーパリングの時期が見定められない状況で全般的に値動きに乏しい
  • 手がかり材料がない中で目先の材料に振れやすく、きょうは中国株が下落した影響が出た面がある
  • 国内で出遅れていたワクチン接種は急速に進んでいるが、米金融緩和の縮小が議論される前段階で相場は必ず不安定になるため、材料を消化しない限り株式相場は上昇に弾みが付くことがないだろう

東証33業種

上昇率上位海運、医薬品、電気・ガス、空運、陸運
下落率上位パルプ・紙、非鉄金属、機械、保険、鉱業、化学

●超長期債を中心に上昇、30年債入札結果順調で買い安心感

(記事全文はこちらをクリックしてご覧下さい) 

  債券相場は超長期債を中心に上昇。この日に行われた30年債入札が順調な結果となったことを受けて買い安心感が広がった。

  • 新発20年債利回りは1.5ベーシスポイント(bp)低い0.44%、新発30年債利回りは1bp低い0.68%
  • 新発10年債利回りは横ばいの0.075%
  • 長期国債先物6月物の終値は8銭高の151円62銭。午後に入ると30年債入札結果を受けて水準を切り上げ、一時151円64銭まで上昇
  • 6月物の日中売買高は3兆2203億円と中心限月で3月以来の高水準

野村証券の中島武信チーフ金利ストラテジスト

  • 30年債入札がやや良かった要因は事前の調整で利回りが0.7%近くまで上昇したことで、金利が上がると需要があることが確認できた
  • 30年債利回りは0.7%の水準があらためて意識され、これ以上の金利上昇はないだろう 

30年債入札

  • 最低落札価格は100円5銭と、市場予想の100円ちょうどを上回る
  • 投資家需要の強弱を反映する応札倍率は3.39倍と、前回の3.12倍から上昇
  • 小さければ好調を示すテール(最低と平均落札価格の差)は10銭、前回11銭から縮小
  • 野村証の中島氏
    • 最低落札価格は予想より良かったし、応札倍率も高かったので、結果は順調と言って良いかもしれない


●ドル・円は小反発、ドル売り一服で109円半ば-米CPIに焦点移る

(記事全文はこちらをクリックしてご覧下さい)

  東京外国為替市場のドル・円相場は1ドル=109円台半ばへ小幅反発。市場の関心が週後半の米物価指標に移る中、米雇用統計以降のドル売りの流れが一服し、全般的にドルの買い戻しが優勢となった。

  • ドル・円は午後3時32分現在、前日比0.2%高の109円47銭。109円20銭と海外安値付近まで弱含んだ後、一時109円49銭まで上昇
  • ブルームバーグ・ドルスポット指数は0.1%高。7日は0.2%安と2日連続で低下

上田ハーロー外貨証拠金事業執行担当役員の山内俊哉氏

  • 材料が乏しい中で米雇用統計からの流れが継続したが、109円ぐらいだと一目均衡表の基準線などもあったので、このレベルではいったんドル買いが先行している
  • すでに市場は米CPI(消費者物価指数)を見ており、そこに向けての思惑交錯という感じで、どの通貨も方向感がつかみにくい。ただ、米国のテーパリング(資産購入の縮小)は時間と金額の問題で、ドルは結局下支えされるとみている
    最新の情報は、ブルームバーグ端末にて提供中 LEARN MORE