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スノーフレイクのCEOが謝罪、採用で多様性より実績重視との発言で

  • ブルームバーグTVとのインタビューでの発言は「明確さ」に欠けた
  • 公平性やインクルージョンに関する取り組み見直しへ-CEO

クラウドソフトウエアを手掛ける米スノーフレークのフランク・スルートマン最高経営責任者(CEO)は7日、採用において人材のダイバーシティー(多様性)よりも実績を優先するべきだとブルームバーグテレビジョンとのインタビューで示唆したことで、傷けたかもしれない人々に謝罪したいと述べた。

  スルートマンCEOは7日に同社ブログに掲載した発表文で、「先週のインタビューでの私のコメントから、採用や昇進に関して多様性と実績は相いれないものだと私が信じていると推測する人がいたかもしれないが、私はそう考えない。私のコメントで傷つき、気分を害した人がいるのであれば、個人的に謝罪したい」と述べた。「明確さを欠いたコメントに関して私は全面的かつ個人的な責任を負う」と付け加えた。

  同CEOは3日にブルームバーグテレビジョンとのインタビューで、採用や従業員の昇格においてダイバーシティーが実績より優先されないよう、もっと「穏健な」アプローチが必要だと発言。他の企業経営者らも同じように思いながらも公には話したがらないと指摘していた。

スノーフレークのフランク・スルートマンCEOのインタビュー

出典:ブルームバーグ)

  スルートマン氏によるインタビューでの発言は、大半の米企業の立場と対立するものだ。多くの米企業経営者は国の人口動態を自社に反映させる方針を表明している。ダイバーシティーの提唱者らが引用するコンサルティング会社マッキンゼーの調査結果によると、経営陣の多様性が高いほど、多様性が乏しい企業を収益性で上回る公算が大きいことが分かっている。今年の年次総会では多様性関連の株主提案が過去最多だった。

  スルートマンCEOはこの日の発表文で、「多様性や公平性、インクルージョンは長きにわたりスノーフレイクの重点であったが、われわれはさらに取り組む決意だ」と述べ、こうした面で適切な措置を確実に講じられるよう自社の取り組みを包括的に見直す考えを示した。

原題:
Snowflake CEO Offers Apologies, Support for Hiring Diversity(抜粋)

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