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きょうの国内市況(6月7日):株式、債券、為替市場

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●日本株は小幅上昇、米早期テーパリング懸念後退-通信やサービス高い

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  東京株式相場は小幅に上昇。5月の米雇用統計で雇用者数の伸びが予想を下回り、早期の量的緩和縮小(テーパリング)への懸念がやや後退した。業種別では情報・通信やサービス、半導体関連などの精密や電機は上昇。半面、銀行などの金融や、為替が円高方向に動いたことで自動車、機械、鉄鋼などの輸出関連が売られた。

  • TOPIXの終値は前営業日比1.66ポイント(0.08%)高の1960.85
  • 日経平均株価は77円72銭(0.3%)高の2万9019円24銭

T&Dアセットマネジメントの浪岡宏ストラテジスト

  • 雇用統計は労働参加率が低く、雇用者数の増加幅も限られており期待に満たない結果で、為替がドル安・円高に振れ日本株の重しになっている
  • 失業給付の上乗せ期限が消える人が今後増えるに従い、雇用の回復ペースが加速し、今回のネガティブサプライズが一時的なものか探る動きはある
  • 実際にテーパリング懸念が遠のいたかは別として、マーケットの反応自体は、この数日と比べ米長期金利が低下しグロースが上昇しているので、多少遅れるという期待がある印象
  • 午後の取引では空運は下げ幅を縮め、不動産や陸運は上昇に転じるなど、国内のワクチン接種への期待が支えとなり、投資家は内需株に目を向けつつある

東証33業種

上昇率上位海運、サービス、情報・通信、その他製品、精密機器、水産・農林、建設、不動産、小売り
下落率上位鉄鋼、銀行、機械、輸送用機器、鉱業、金属製品、保険

●債券上昇、米金利低下や30年入札に向けた買い-新発10年は取引不成立

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  債券相場は上昇。米国金融緩和策の早期縮小への懸念が和らいだことを受けて、前週末の米長期金利が低下したことに加え、堅調な需要が予想される30年入札に向けた買いも相場を支えた。

  • 長期国債先物6月物の終値は11銭高の151円54銭。前週末の米長期金利の低下を受けて買いが先行し、一時151円58銭まで上昇
  • 新発30年債利回りは0.5ベーシスポイント(bp)低い0.685%
  • 新発10年債はまだ取引成立せず、一日を通じて取引不成立となれば今月1日以来となる。新発2年債、5年債も取引不成立

三井住友DSアセットマネジメントの深代潤上席参与

  • 米国金利低下を受けて先物で買いが先行した
  • 日本固有の金利上昇要因はない上、2カ月連続で市場予想を下回った米雇用統計を見る限り足元で金利が上昇する懸念は払拭(ふっしょく)された
  • 大きく値動きする状況ではないが、あす予定の30年債入札には堅調な需要が見込まれるため、その前に超長期ゾーンに資金が流入した
  • 世界的に量的緩和政策が早期に引き締めに傾く気配はなく、足元の余剰資金の一部がある程度利回りが確保できる超長期ゾーンに振り分けられた

●ドル・円は小動き、米長期金利の小反発が下支えに-109円台半ば

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  東京外国為替市場のドル・円相場は1ドル=109円台半ばで小幅な値動き。市場予想を下回った5月の米雇用統計を受けたドル売りの流れが米長期金利の小反発で一服し、やや堅調に推移していたが、午後に欧州勢とみられるドル売りで下げに転じる場面があった。

  • ドル・円は午後3時14分現在、前週末比ほぼ変わらずの109円48銭。午前に109円64銭まで上昇、午後には一時109円38銭に下落
    • 4日の米雇用統計発表後には一時0.8%下落
  • ブルームバーグのドル指数は0.1%高の1119.66

あおぞら銀行の諸我晃チーフマーケットストラテジスト

  • ドル・円が午後に一時下げたのは、ロンドンの投機筋が前週末の米国株や東京市場の動きを見て単発的なポジション調整のドル売りを入れてきたからではないか
  • 予想を下回る米雇用統計を受けてテーパリング(資産購入の縮小)の前倒し観測は後退した半面、悪い内容ではなかったので、ドル・円に影響する米長期金利は1.5%台で踏みとどまっている

  

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